102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:10:43.20 ID:PNdIIEYCo
律「あの…お客様!!」
とにもかくにも、私は男の意識を唯から逸らそうと男に声をかける。
声をかけられた男は、その眼をそのまま私に向けて…
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:13:54.65 ID:PNdIIEYCo
律「…っ…すみません、私も謝りますから…その子を許してあげては貰エマセンカ…」
平身低頭、とにかく平謝りで私は頭を下げる。 でも……。
社長「テメェなんかの土下座なんかいらねえんだよボケが」
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:14:52.66 ID:PNdIIEYCo
社長「謝罪ってのは誠意って形で表すのが大人の常識、それ分かってんのか、コラ」
律「……誠意と言いますと………やっぱり、弁償…」
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:17:20.18 ID:PNdIIEYCo
社長「紬嬢が1日俺の専属のメイドになる、それでこの件は無かったことにしてやるよ…!」
社長(これで上手くやりゃ…琴吹は俺のモンだ……!!)
…………………くっ…
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:18:18.53 ID:PNdIIEYCo
律「てんめぇ……!!」
私は男のしがらみを強引に振りほどき、拳を男に向けて繰り出す!
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:18:57.90 ID:PNdIIEYCo
メイド長「お客様……大変申し訳ございませんでした!!! ホラ!! あなた達も謝って!!!!」
一同「…はい…すみません……でした……っ!」
メイド長さんに言われるがままに唯と澪と梓、それに私を含めた4人で男に頭を下げる。
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:21:27.32 ID:PNdIIEYCo
―――
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―
騒動が落ち着き、遅れて斎藤が私の元へ駆けつけてくれた…
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:22:27.56 ID:PNdIIEYCo
斎藤「ええ……とにもかくにも、あの社長にはご退場頂きましょう」
紬「…でもっ…今回の不手際は…私の…」
斎藤「ご安心を…あの若社長がこの場に置いて働いた数々の無礼、それはここに居る何名ものお客様が見て下さいました」
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:23:18.44 ID:PNdIIEYCo
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騒動が一段落着いた後、私達はメイド長さんにこってりと絞られていた…。
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:24:26.54 ID:PNdIIEYCo
執事「……臨時で雇ったメイドだと、私はお聞きしましたが…?」
メイド長「確かに人手は足りてなかったけど…臨時のメイドを雇った覚えなんてないわよ…?」
執事「じゃあ………誰なんだ…キミ達は…??」
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:25:37.73 ID:PNdIIEYCo
SP「お客様はお下がりください!! こちらホール、侵入者を発見! 大至急応援を要請します! ハイ!」
SP「キミ達、両手を後頭部に付けてうつ伏せになるんだ! 早くしろ!!」
律「…ちぃ…」
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