158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:07:06.85 ID:PNdIIEYCo
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さわ子「ねえねえムギちゃん、あの宝石、少しだけ触らせてもらっていいかしら…?」
紬「ええ、ふふっ、どうぞー」
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:08:03.13 ID:PNdIIEYCo
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梓「でもでも、あの時のムギ先輩かっこよかったです!」
律「あんな強そうなSPの腕を掴んで『彼女を離しなさい』だもんなぁ…なんていうか、覚醒したってああいう事を言うんだろうなぁ」
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:09:07.30 ID:PNdIIEYCo
平沢邸 門前
声「…………あははっっ! ムギ腕相撲強すぎーっ!!」
声「っくぅ…教師魂舐めんじゃないわよー!」
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:10:15.04 ID:PNdIIEYCo
斎藤「………どうぞ」
紬母「…斎藤……?」
斎藤「ここは、是非奥様の口より…お伝えください…」
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:11:32.30 ID:PNdIIEYCo
紬『お母様……』
紬母「もうその呼び方も止しましょ…昔のように、ママと呼んでくれて良いのよ…」
紬『お母……いえ……ママ……』
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:12:06.53 ID:PNdIIEYCo
紬母「ねぇ斎藤……私は、紬の母として、立派だったのかしら…?」
斎藤「私めにはなんとも……ですが、今の奥様と旦那様がいてくれたからこそ…紬お嬢様はかのように、立派なお友達に巡り会えたものだと思っております」
斎藤「それに…私も琴吹家に仕えて10数年…今日ほど涙ぐましい事はございませんでした……。 今宵は18年前…そう、紬お嬢様が御生まれになられた時よりも、感動しておりますよ…」
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:12:43.43 ID:PNdIIEYCo
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深夜 平沢邸
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:13:40.27 ID:PNdIIEYCo
律「…トイレか」
紬「うん…起こしちゃってごめんなさい…」
律「いいって…唯と憂ちゃんは…ああ、部屋だったな…」
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:14:46.53 ID:PNdIIEYCo
目の前にいる彼女に、私は真面目な口調で話しかける。
律「ん…どした?」
そして、照れる感情を抑えながら、一言だけ、私は彼女に言うのだった…。
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 21:18:59.90 ID:PNdIIEYCo
律「ばかっ…」
それは照れ隠しなのか、はた冗談にまた怒ってしまったのか、寝返りを打ったりっちゃんはそれっきりこっちを向いてくれる事は無かった。
そして、最後に一言だけ、りっちゃんは私に向けて言ってくれた。
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