過去ログ - 紬「はみんぐばーど」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 18:46:11.90 ID:PNdIIEYCo
   …こう言った大きな場で、男性に声をかけられるのも今では珍しい事ではなかった。

 でも、ここに集まる男性はそのほとんどは…私の事なんか見ていない…。

 彼等が見ているのは…私の後ろにいる父や会社、そして私と共にいる事の優越感……そんな、下らない事だけだ。

 そんな男性とのアフターな時間なんて…気乗りする筈がなかった…


 …でも、今日はいつも以上に視線を多く集めてしまったようだった。
 
男B「紬さん、僕とご一緒に…いかがでしょう?」

男C「紬様、次は私といかがですか?」

男D「いやいや、ここは是非このボクと!」

紬「…すみません、先約がありまして…」

男D「そんなぁー」


 …困ったな……。

 断っても断っても、今日は多くの男の人に声をかけられる…。

 こういう時はいつも、執事の斎藤が助けに来てくれるのだけど…

 生憎と、今日はパーティー会場の設営や雑務に追われ、私の傍にいてくれる時間は非常に限られているらしい。


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