90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 19:55:50.04 ID:PNdIIEYCo
メイド「そこのヘアピンの子とおさげの子はお料理を運んでちょうだい、カチューシャのあなたはあの長髪の子と一緒にお酒やお水をお客様にお配りしてくれる?」
唯「は…はいっ!」
梓「律先輩、どうするんですか?」
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 19:57:23.24 ID:PNdIIEYCo
―――
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―
父と母は外に出て行き、斎藤はあくせくとメイドらに指示を飛ばす。
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 19:58:21.77 ID:PNdIIEYCo
でも、私はそうじゃない……むしろ、その人を一目見て嫌悪感すら抱いていた。
なんというか…伝わって来るんだ。
その人の全身から“欲しい物は何でも手に入れてきた”って言う嫌な空気が…。
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 19:59:43.45 ID:PNdIIEYCo
社長「しかし、近くで見るとやはりと言うか、いや…とてもお美しい……」
紬「あ、ありがとうございます…」
社長「プレゼントもご用意させていただきましたよ、とはいっても安物ですが、車を一台ね…。 アメリカの大手会社より取り寄せた新型です。 お気に召して頂ければ、僕も光栄ですよ」
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:02:25.42 ID:PNdIIEYCo
――――――ぞわっ…
何なんだ…この、すごく嫌な感じ………。
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:04:03.75 ID:PNdIIEYCo
社長「………チッ……でしたら、パーティーが終わった暁にでも…明日は日曜日、お嬢様も学校はお休みでしょう?」
紬「明日は…が…学校のお友達と予定が…」
社長「学校の友人とはいつでも会えますよ…明日ぐらい、良いでしょう…?」
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:04:51.14 ID:PNdIIEYCo
―――ガシャーーーン!!!
紬「ひっ…!」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:05:40.18 ID:PNdIIEYCo
社長「オイテメェ!! 俺を誰だと思ってやがるんだ…? 弁償しろよこのガキがぁ!!!」
声「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさいっっっ!!!」
紬「あ…あの社長、他のお客様もいらっしゃいます…! ですから、ここはどうか穏便に…!」
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:06:51.12 ID:PNdIIEYCo
―――――――――――
律「ん〜〜……ムギ、どこだぁ〜??
配膳と水配りの仕事を適当にこなしつつ、私と澪はムギを探す。
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:08:00.05 ID:PNdIIEYCo
律「わ…やば………!」
澪「律っ! 唯が…!」
律「ああ分かってる…澪、行くぞ!」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)
2011/07/25(月) 20:08:41.10 ID:PNdIIEYCo
唯「ご……ごめんなさい!!!! ごめんなさい!!!!!」
紬「やめて下さい!! 社長!! その子を許して上げてください!!!」
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