過去ログ - グラハム「極めて近く、限りなく遠い世界で」
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4: ◆/oAS1KZo5E
2011/07/26(火) 00:12:03.66 ID:4B079noSO
グラハム「続きはいいだろうか?」

ギリアム「話の腰を折って済まないな。頼む」

グラハム「それで、その直後に光に似たような物に包まれたような……そのような感じがする」

ギリアム「成る程。どう言った形でゲートが開かれたかは分からんが、どうやらその光によって『こちら側』に来たと推測するべきだな」

グラハム「では私は……」

ギリアム「君はここでは無い違う世界から来たと言う事になる。この宇宙は様々な平行世界がある。その内の一つから呼ばれた」

グラハム「何故そこまで言い切れる?」

ギリアム「私もそうだからさ」

グラハム「なに!?」

ギリアム「しかし、これは他の者には内密にしている事だ。無論、君にもその必要がある」

グラハム「……」

ギリアム「気持ちは分かる。しかし、ここに来た以上はここで生きなければならない」

グラハム「……ああ」

ギリアム「君は軍に属していたと推測するが、間違いはないか?」

グラハム「そうだが」

ギリアム「ならば俺達と働く気はないか?」

グラハム「なに?」

ギリアム「俺と君は同じ身の上。共にいれば何かと都合が良いはずだ」

グラハム「……そうだな。何もしないのは私の性に合わない。お願いしよう」

ギリアム「了解した。では手続きの方は俺がやっておく」

グラハム「済まんな」

ギリアム「フッ、気にするな。それからまだ君の名前を聞いていなかったな」

グラハム「私はグラハム・エーカーだ。よろしく頼む」

ギリアム「ああこちらこそな」


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