過去ログ - ソルジャー「クラン始めようと思うんだけど」
1- 20
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2011/07/26(火) 17:20:21.51 ID:ovwIPv5T0
シーフ「おい、薬草見つかったか……」

ソルジャー「……ない。うわあ、またベト〜リ草触っちゃった」

ベト〜リ草は動物に食い荒らされないように葉全体から自衛手段として粘液を放出している植物だ。

シーフ(女の子の両手にあふれる粘液……。けしからんな)

漫然と続く作業と真夏の熱気によって集中力は低下し取り留めもない考えが意識の中に浮上する。

ソルジャー「シーフくんの方はどう?」

しかし少女の声をスイッチにして暑さで沸いた頭を無理やり切り替えた。彼は自身の後方を指さすと手短に返事を返す。

シーフ「あぁ、カイカイ草しかねーよ。間違って触ったら悶絶もんだな」

なぜ普段は大量に自生しているムスクマロイが見当たらないのか。その理由は少し考えれば容易に想像できた。

シーフ(金夏の月はムスクマロイ狩り全盛期なのに加えてチョコボの放牧もある)

シーフ(二つも減少の要因が重なれば絶対数が減っても何ら不思議じゃない)

せめて朝一番であればまだ刈り取るチャンスはあったかもしれない。だが今そんなことを言っても始まらない。

やれやれといった具合で茂みの奥へ分け入る為に一歩を踏み出す。と、その時。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
46Res/31.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice