過去ログ - ソルジャー「クラン始めようと思うんだけど」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2011/07/26(火) 17:22:40.18 ID:ovwIPv5T0
ぐにゃり。

彼の右足がとらえたものはしっかりとした土ではなく柔らかな何かであった。

シーフ「うげえ、ウルフのフンかよ! しかも出来立てホヤホヤ―」

―出来立てホヤホヤ?

シーフ(っ! これはやべーぞ!)

まだ柔らかなフン。それが意味するのは周囲に潜むウルフの存在。脳を駆け巡る考えに血の気が引くのを感じた。

ウルフは賢い。集団で狩りを行うし大人と子供なら子供を、男と女なら女を狙ってその牙を剥く。

シーフ「ソルジャー!」

ソルジャー「なあに、どしたの」

汗を吹き飛ばすかのごとく素早く身をひねらせた先に見えたのは能天気な一人の少女と宙を舞う二体の狼の姿だった。


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