過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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149:1[saga]
2011/07/31(日) 00:11:08.33 ID:IFNubJRY0
ほむら「終わっ…た?」

マミ「…の、ようね」

それだけ言って二人は倒れ込んだ。
暁美も巴も既に身体は限界で、そこに最後の魔法の反動である穢れが彼女らを襲う。
当然、たちまちソウルジェムはどす黒く濁ってしまう。

当麻「マミさん! ほむら! 大丈夫か!?」

土御門「まずいにゃー、このままじゃ二人とも魔女化しちまうんだぜい…!」

恭介「…その心配はないよ」

当麻「大丈夫だったか、恭介!?」

恭介「ああ、さやかのおかげで…」

上条当麻が見ると、佐倉に背負われた美樹はぐったりとして、完全に気を失っていた。
ソウルジェムのヒビは消えているが、くすんだ鈍色になっていてとても危険に見える。

当麻「おい、さやかは大丈夫なのか!?」

恭介「大丈夫…のはず、峠は越えてる。今は暁美さんと巴さんを助けないと」

当麻「……ああ、頼む!」

災厄は去ったが、だがしかし危機は去っていなかった。
暁美も巴も死にかけで、美樹も未だ目覚めない。
気は逸るばかり。彼らの夜は、未だ明けてはくれないようだ。


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