過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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2011/07/31(日) 00:13:05.61 ID:IFNubJRY0
翌日、巴宅。
ワルプルギスの夜に挑んだ彼らは、昨日からずっと巴宅で三人の看病をしていた。
土御門「…ソウルジェムの穢れは随分良くなってる。あとは本人次第だにゃー」
当麻「ああ、分かってる」
土御門「魔法少女の身体は人間とは違う。額に濡れタオル乗っけても意味はないんだぜい」
当麻「…ああ、分かってる。自己満足だこんなもん」
土御門「ま、何もせずにはいられんってのは同感ですたい。だから俺もこうして残ってるわけで」
当麻「…やたら喋るな、お前」
土御門「…俺も不安なんだにゃー」
恭介「……はぁ」
当麻「大丈夫なのか? 恭介、昨日からほとんど寝ずに皆の看病してるけど」
恭介「僕にしか出来ない事なんだ、僕がやらなきゃ」
当麻「三人とももうソウルジェムは快復してんだ、あんまり無理はするな」
恭介「…ん、ありがとう」
杏子「くそ……くそ、くそっ!」カベガンガン
当麻「師匠、大丈夫だ…三人とも、死にゃあしない。絶対にな」
杏子「なんでお前はそこまで平然としてられんだよ!」バンッ
当麻「平然となんてしてられるか!」ダンッ
杏子「……悪かった。どうも駄目だ、ちょっくら寝てくるわ」
当麻「……すまん。俺もちょっと頭冷やしてくる」
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