過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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(三重県)
[saga]
2011/07/27(水) 07:44:52.78 ID:E1NboJAP0
さやか「そういえばさあ当麻」
当麻「」ギクッ
さやか「マミさんの説明を聞く限り、魔女も使い魔も、魔法少女にしか倒せないそうだけど」
まどか「…あ、当麻くん使い魔倒してたよ!?」
当麻「」ギクギクッ
QB「なんだって? まさか、そんなはずがない」
マミ「…詳しく聴かせてもらえるかしら、上条くん」
まさに孤立無援、四面楚歌。
上条はあえなく今まで隠し通してきた自らの事実を、幼馴染に知らせることとなった。
幼少期、彼の余りの不幸ぶりを気に病んだ両親が、
日本で最も科学が発展しているという『学園都市』に彼を連れていき、身体の検査をさせた事。
そして、彼の右手には『幻想殺し』という異形の力が宿っているのが分かったこと、
『幻想殺し』はあらゆるオカルト、異能の力を打ち消すという事。
そしておそらく、彼が不幸なのは『幻想殺し』が彼の幸運すらも打ち消しているからだという事。
さやか「…まあ色々とぶっ飛んでるお話だけど、最後の一行だけすごく納得だね」
まどか「そうだね」
当麻「ひっでえ! 上条さんはお二人の無遠慮な発言に対して謝罪を要求しますよ!」
キュウべぇ「そんなことはどうでもいいんだ、問題なのはキミの力が魔法少女を助けられるという事だよ、上条当麻」
当麻「…!」
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