過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県)[saga]
2011/07/27(水) 07:46:07.48 ID:E1NboJAP0
キュウべぇ(僕が現場に居合わせさえすれば彼が魔女を討伐してもグリーフシードは得られるはず…
      つまり能率アップだ! 魔女を討伐する手間が省ける…やったねマミちゃん、魔力が増えるよ!)

上条は自らの力で少女を助けられるかもしれないという希望を。
鹿目と美樹はただひたすらに困惑を。
巴は仲間が増えるかもしれないという歓喜を。
…そしてQBは、新たな陰謀を。
皆が皆想いを抱き、物語は、加速する。

帰り道、上条。
いつも通りに犬の糞を踏んづけ、何もないところですっ転び、そんな小さな不幸を味わいながらの帰り道。

暁美ほむらに出会った。

当麻「…なんですか暁美サン。上条さんってば小動物虐待主義者に用はないですよ」

ほむら「…あなたの存在自体がイレギュラーなのだけれど、だからこそ、ね。言っておきたいことがある」

当麻「上条さんにも理解出来るよう話していただきたいね」

キュウべぇを痛めつけていた彼女に対しての疑念は最大値と言っても良いレベルに達していたが、
それでも基本的にお人好しである彼は、暁美の話を最後まで聞いた。

ほむら「魔法少女の正体と、その末路。それを魔法少女本人に知らせるには、あまりにリスクが高すぎるのよ。
    だから、今のままでは巴マミを救えない。かといって伝えずにいれば、それはそれでいずれ破滅を招く」

暁美ほむらの正体。
暁美ほむらの目的。
魔法少女の正体。
魔法少女の末路。
そして――このまま放っておけば、間違いなく巴マミは死んでしまうという事。
それを聞いて、何の確証もないのに、上条は暁美の指示に従うことを決めた。
何故かは全く分からないけれど、目の前の少女の言う通りにしなければならないと思った。
ただ、巴マミが死んでしまうという事が、受け入れられなかった。

魔女の結界に閉じ込められて、鹿目まどかと美樹さやかを『守らねばならない』と思った。
話を最後まで聞いて、暁美ほむらは『救ってやらねばならない』と思った。
だがしかし、巴マミに対して抱いた感情は、『守りたい、救い出したい』だった。


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