過去ログ - 上条当麻「魔法少女には絶望しか残ってないっていうなら――!」
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967: ◆J0nZQhi5n4XG[saga]
2011/11/25(金) 00:00:59.07 ID:zW6ZGBqw0
QB「……今度こそ、本当に、わけがわからないよ。君は既に魔法少女じゃないか」

ほむら「あら? 確かあなただったと思うのだけれど……『私と契約をした覚えはない』と言ったのは」

QB「だからなんだと言うんだい? どれだけゴネても魔法少女と再び契約を結ぶことはできないよ」

ほむら「そう、残念ね。ならば私はもう絶望して魔女化するしかないわ」

QB「それはありがたい。君の魔力では大した量にはならないけれど、これで一歩エネルギー問題解決に近づくよ」

ほむら「そうね。ところでインキュベーター、魔女が自我を持つ場合があるということを知っているかしら?」

QB「無論だ。あまりに強い想いがある場合……あるいは、自らソウルジェムを濁らせて魔女化した場合」

ほむら「正解よ。ならば今私が魔女化したら、どうなるのでしょうね」

QB「脅しのつもりかい? だとしたら、随分低レベルだね。今まで僕の邪魔をし続けてきた君の台詞とは思えないよ」

ほむら「脅し? まさか。ただの予告よ」

暁美ほむらは言い放つ。
インキュベーターに向けて、言い放つ。

ほむら「インキュベーター。私はあなたを絶対に許さない」

ほむら「私が魔女化したならば、私は永遠にインキュベーターの邪魔をし続けるわ」

ほむら「少なくとも、まどかと契約を結ぶことは、絶対に不可能になる」

QB「まあ、今こうしてマミ達が事情を聞いている以上、彼女らが君を討伐しようとすることはないだろうね」

ほむら「さあ、どうするのインキュベーター。答えなさい今すぐに」

時計の魔女の攻撃による爆音が何故だか遠くに感じられる。
たっぷり数分は経っただろうか、あるいは一瞬なのかもしれない。
ともあれそんな不思議な沈黙の末、インキュベーターが口を開いた。


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