過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 18:20:52.24 ID:A1e8z63Fo

――結界に飛び込んだステイルが目にしたものは、見るだけで胸焼けがしそうなほどのお菓子の山と。

ステイル「お菓子の結界とでもいうのか? まったく不思議な存在だよ、魔女は……で?」

ステイル「君は何をしているんだい、暁美ほむら」

 鎖の模様が付いたリボンに締め上げられているほむらの姿だった。

ほむら「……巴マミにやられたわ」

ステイル「……あれだけ大口を叩いておきながらあっさりと捕まるとは。ずいぶんと迂闊で残念だね」

ほむら「まさかまどかの目の前で拘束されるとは思わなかったのよ」

ステイル「彼女からすれば、君はキュゥべぇを傷つける悪者で敵対関係にある存在。命があるだけマシじゃないのかい?」

ほむら「それは……」

 言い淀み、なにかを忘れる――あるいは振り払うように、ほむらはかぶりを振った。

ほむら「とにかくこの拘束を解いて。
...    巴マミが自分の意思で解くか魔力が滞らない限り解けない仕組みのようだけど、
...    単身で結界に入って来れるあなたなら出来るはずよ」

ステイル「よしてくれ、僕は巻き込まれたんだよ。特別な能力なんて身に備えちゃいないさ」

ほむら「……」

 堂々と言ったにも関わらず、暁美ほむらの顔色はまったく変わらないままだ。
 その眼差しからは疑惑の色が色褪せることなくことなく残っている。

ステイル「疑いすぎだよ。失礼だが君はもう少し人を信じ」

ほむら「この前とは逆のこと言ってるじゃない!」

ステイル「なんだ、覚えていたのかい。つまらないな」

ほむら「この……!」



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