過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 22:15:55.74 ID:A1e8z63Fo

マミ「あなたの良いところは、誰かのためを思ってあげることの出来る、そういう優しさよ」

マミ「多分それは戦うことよりも遥かに難しいことだと思うわ」

まどか「そんなっ、こと」

マミ「私は、魔法少女にならなくてもあなたは十分立派だと思うわ。
   出来れば魔法少女になることなく、あなたの力だけでその生き方を貫き通して欲しいの」

マミ「魔法少女になったら、そのせいであなたはずっと『魔法少女だから優しい』って形になっちゃうのよ?
   なんだかそういうの、悔しいじゃない。そんなことであなたの良いところ、台無しにしちゃ駄目よ」

まどか「で、でも、わたし、マミさんと約束、して、ずるい、です、ひとりぼっち、じゃないって」

 涙をぽろぽろと零しながら、嗚咽交じりにまどかが言った。
 悲しいのか、嬉しいのか、情けないのか。ステイルには分からない。
 ただ、この子もまた、巴マミと同じく。とても優しい心の持ち主なんだろうなと、一人思う。

ステイル「……なにも、魔法少女になって共に戦うことだけが孤独を取り除くわけじゃないさ」

ステイル「例えば……友達として、お互いに支え合うことでも取り除けるんじゃないかな」

まどか「友達として、支え合う……」

マミ「へぇ、良いこと言うじゃない? 見直しちゃった」

ステイル「冷やかさないでおくれ(まったく、本来こういう立ち回りはあの男や神裂のすることだというのに……)」

まどか「あの……マミさん、こんなわたしでいいなら……その、友達に!」

マミ「あら、もうとっくのとうに友達だと思ってたのは私だけだったのかしら? 悲しいわ」 オヨヨ

まどか「ふぇえ!? も、もう、意地悪ですよマミさん!」



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