過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/07/28(木) 22:15:19.77 ID:A1e8z63Fo

マミ「魔法少女の件だけど」

まどか「っ……」

 びくっ、と肩を震わせてまどかは足元を見つめた。
 あれだけ大口を叩いておきながら、いまさら決心が鈍ったなどと言えるわけがない。
 言えば巴マミは傷つくだろう。自分に対して弱みを見せてくれたのに、それを裏切るなんて出来ない。
 だが、体は動かない。そんなところだろう、とステイルは内心でまどかの心情を察した。

マミ「忘れてちょうだい」

 巴マミの言葉を聞いて、まどかは反射的に顔を上げた。
 まどかの予想に反して巴マミの表情に落胆の色はなく。絶望したそぶりも、悲しんでいる様子も無く。

 ただただ、巴マミは太陽のようにとても晴れ晴れとした、慈悲溢れる笑顔を浮かべていた。

まどか「そん……なっ、どうし、て」

マミ「あなた、自分のことを逞しくないとか、頑張れないとか、得意なことないとか」

マミ「良い所なんか一つもないって……そう言っていたでしょう?」

まどか「……はい」

マミ「だから、魔法少女になって誰かのために戦いたい、誰かのために優しく出来る人になりたい……」

マミ「でも、そう思えることがあなたの魅力なんじゃないかしら?」

まどか「え?」



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