過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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353:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/01(月) 13:55:20.91 ID:LZnhEvI0o

まどか「っ……」

 声を詰まらせるまどか。目に涙を溜め、肩をぶるぶると震わせている。
 おそらくはマミの姿を思い出しているのだろう。現実と割り切ることで冷徹になりきれるステイルと違って、彼女はまだ幼い。
 しかし。鹿目まどかは目を見開いて、決断した。慌ててステイルがルーンのカードを構えるが、もう遅い。

まどか「私、魔法少女に」

――それには及ばないわ

 ステイルの耳にほむらの声が届いた。
 次の瞬間、目の前で信じがたい事が起こった。

さやか「うえっ……あれ?」

杏子「……あん?」

神裂「おや?」

 さやかを脇に抱えたはずの神裂が地に這い蹲り、抱えられていたはずのさやかがまどか達のそばに倒れ、
 槍を振るっていたはずの杏子が2人から離れた場所で呆然と立ち尽くしているのだ。
 その三人の、ちょうど中心の辺りに――魔法少女、暁美ほむらの姿があった

杏子「へぇ……あんたがキュゥべぇの言ってたイレギュラーって奴か。みょーな技を使いやがる……」

さやか「うぅっ……ま、待ちなさいよこのあかぐぇっ――」

 ふっと。突然さやかの背後に現れたほむらが、左手の盾でさやかの首筋を叩いた。
 糸の切れた操り人形のようにさやかが倒れる。

まどか「さやかちゃん!」



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