過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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633:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/17(水) 01:31:19.00 ID:ae63cLlCo

『ねぇ、あんた……じゃないや、あなたはどう思う? この学校のセンスとか色々さ』

 いきなり二人の内の一人、青い髪の、活発そうな少女――美樹さやかに声をかけられた。

『えっ? あ、えっと……そうですわね、私もちょっとどうかと思います』

『ほらーそれ見たことか! ふふん、これで2対1だぞー?』

 得意気なさやかを見て苦笑しながら、大人しめな少女――鹿目まどかが、肩をすくめて仁美に目を向けた。

 そんな何気ない会話が、仁美に訪れた転機の正体である。
 彼女はその日、美樹さやかと鹿目まどかに出会った。

『初対面さえ最悪じゃなければ誰とでも仲良くできる自信がある!』

 と胸を張るさやかは、その言葉通り仁美ともすぐに打ち解けてみせた。

『こんな子だけど、根は真面目な子なの。よろしくね?』

 さやかと仲良くなる=まどかとも仲良くなるという方程式でもあるのか、気付けば三人はいつも一緒にいた。

 授業はもちろん、昼休み、放課後、遊びに出かけるときも。
 宿泊体験も、体育祭の時だってそうだ。

 ありがちな表現だが――

 共に笑い、喜びを分かち合い。
 共に泣き、悲しみを負担しあう。
 そんな関係だった。


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