過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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763:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/23(火) 23:30:09.92 ID:hjeVn6zLo

 ニィッ、と笑みを浮かべて、ローラは語る。

ローラ「私が望みしことは、単純明快……魔法少女のリサイクルよ」

QB「……魔法少女の、リサイクル? 戦力が欲しいのかい? 魔法少女は確かに強いけど、君らだって十分強いはずだよ?」

ローラ「あらあら、魔法少女システムを作りし存在のくせに魔法少女の存在意義を忘れたりて?」

 魔法少女の存在意義。
 それは緩やかに死へと向かう宇宙を救うために魔女へと昇華させ、
 その際に生じる希望と絶望の相転移によって生まれる膨大な量のエネルギーを産ませること。
 まさか、ローラの言うリサイクルとは……

QB「……一度魔女になった魔法少女を、もう一度魔女にするつもりかい?」

ローラ「ええ、もちろん」

QB「僕らとしてはありがたいけどね。だって発生するエネルギーは僕らにしか回収できないんだから」

ローラ「全ての『カナメ』たる鹿目まどかが魔女になりてノルマが達成されし際はいくらかを譲渡するという契約なりけるわよ?」

QB「……確かに、その時には三割程度で良ければ君たちに譲渡するし、回収方法も教えるけど……」

QB「まさか君は、彼女を二度も絶望の淵に叩き落すつもりなのかい?」

ローラ「いえーす☆」

 馬鹿げている。
 感情を持たないキュゥべぇだが、流石にこのときばかりは呆れるという言葉の意味が心底理解できた。

QB「彼女が魔女になれば、どれだけの災厄が齎されるか想像できるかい?」

ローラ「その様子だと、ある程度は察したるようね」



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