過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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784:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/27(土) 04:02:33.59 ID:MvUQlNx5o

――臨時的な司令塔と化したステイルの部屋には、アニェーゼとステイル、そして佐倉杏子がいた。
 魔術師代表と修道女代表、そして魔法少女代表として、即席の議場を展開している。

ステイル「ジェムに蓄積される穢れ、あるいは濁りが絶望であるならばそれを消したらどうなんだ?」

アニェーゼ「それじゃどうにもならないってのがキュゥべぇの言葉でしょう。論外ですね」

ステイル「だから希望を注ぎ込めばいいのだろう。魔術で精神を……ちっ、感情が無ければ出来ないか」

杏子「そもそも希望を抱いたってソウルジェムは綺麗になんないっての。なるんなら魔女狩りなんてやらないし」

ステイル「絶望と希望は等価値じゃないのかまったく……そういえば、魔力を使ってもジェムは濁るな」

杏子「そりゃそーでしょ」

ステイル「……おかしいんじゃないかい? どうして魔法を使うと濁る?」

アニェーゼ「無意識の内に疲労して絶望でも溜め込んでんじゃねーですか?」

ステイル「そこだ。無意識の内に溜め込んだとして、それがいつまでも残っているというのは妙な話だろう」

杏子「そお?」

アニェーゼ「言われてみれば確かに。その日その日でムカムカすることはあってもそんな引きずったりはしませんね」

ステイル「そうだ、僕達人間は絶望を溜め込んで自爆したりはしない。気付かないうちに解消されているはずだ」

アニェーゼ「難しい話ですね……ちょっと茶にしませんか?」

ステイル「……紅茶を淹れよう。あと棚にお菓子があったはずだ」

杏子「お、マジで? サンキュー!」

アニェーゼ「はしゃがないはしゃがない」



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