過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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788:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/27(土) 04:05:24.37 ID:MvUQlNx5o

ステイル「どうしたんだい、二人して」

中沢「見舞い。でも元気そうじゃん、風邪治ったのか?」

ステイル「……まぁね」

まどか「ごめん、ちょっと長い話になるけど良いかな? すぐに終わるから」

中沢「あー、良いって良いって。じゃあ俺外で待ってるよ」

 そう言って、何故か中沢は玄関を出るとその脇に座り込んだ。
 どうやら本気で待つつもりらしい。落ち込んでいるまどかを励ますように、冗談の一つでも言ってあげるべきか。

ステイル「ずいぶん健気じゃないか。君に気でもあるのかい、彼」

まどか「一人で下校するの、ダメなんだ。だからついてきてくれてるの」

ステイル「……なんだって?」

 中学生にもなって単独下校禁止というのは、なかなかお目にかかれない事態のはずだ。
 それこそ身近な場所で事件でも起こったとか、変質者が現れたとか、生徒の身になにかあったか……

まどか「上条君の行方が分からないの。駅で姿を見かけたって話が最後で……さやかちゃんの件もあるから……」

 血の気が引くのを感じたステイルが踵を返すより先に、アニェーゼが血相を変えて部屋から飛び出してきた。

アニェーゼ「魔女を逃しちまったみてーです! 駅から離れて、結界に隠れながら闇雲に――」

 ほとんど同時に、ステイルの持っていた携帯電話が弱弱しい振動を起こす。手に取り回線を繋げると、

ローラ『ハロー♪』

ステイル「……何の用だ、女狐が」



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