過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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819:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/08/28(日) 01:08:47.14 ID:Opl+aDL4o

 寸でのところで車輪をかわして、ステイルがカードをばら撒いた。
 そのままステイルは短く詠唱し、右手に炎の剣を作り出す。

ステイル「僕の手を掴んで魔法を!」

ほむら「分かったわ」

 ほむらがステイルの左手を握って魔法を発動する。周囲の物体が動くことを忘れたかのように止まった。
 そしてほとんど同時に、炎剣もばしゅっと音を立てて消えうせた。

ステイル「なっ、炎剣が……そうか、ルーンの効果が消えたのか!」

ほむら「役に立たないわね。どうするつもり?」

ステイル「だったら……僕の指示するとおりに運んでくれ」

 なかばステイルを引きずる形で、ほむらが結界内を跳躍して回る。
 特定の場所まで辿りつくとステイルがカードをばら撒き、さらに跳躍して別の場所にカードをばら撒く。
 それを何度か繰り返したところで、ステイルは感心するように唸った。

ステイル「これならいくらでもカードを配置することが出来るね。僕らって案外相性良いんじゃないかな?」

ほむら「私なら配置する前に引き金を絞るわ」

ステイル「……僕なら結界を張れるよ」

ほむら「私なら攻撃そのものを迎撃するわ」

ステイル「もしかして君ってつまらない子とか口下手とかよく言われないかい?」

ほむら「手を離すわよ」

ステイル「冗談だからやめてくれ」



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