過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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902:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/01(木) 14:07:25.76 ID:KahVM0gIo

 騒ぎ始める三人を無視して、ステイルは杏子と向き合った。

ステイル「無理にとは言わないよ。教会の権利はまだ街が持っているから、嫌ならこのままでもいいわけだしね」

杏子「……親父は、喜ぶかな?」

ステイル「君は既にその問いの答えを知っていると思うが」

杏子「……だよな」

 そう言うと、彼女は向日葵のような笑顔を浮かべた。
 それはステイルの知り合いである“少女”の笑顔に通ずる物を持っていた、巴マミの笑顔に良く似ていた。
 なるほど……案外さやかの言うように、彼女は修道女に向いているかもしれない。
 笑顔のまま手に持った梨を齧りつつ、杏子は続ける。

杏子「ふぇぎょふぁほーひょーびょ……ングッ。の方が優先だし、べんきょーしなくちゃいけないんだろ?」

ステイル「……時間は掛かるかもしれないが、魔法少女と魔女のしがらみは僕達が解決してみせるさ」

杏子「おっ、頼もしいこと言ってくれんじゃん」

ステイル「これでも伊達に魔術師やってないからね。大船に乗ったつもりでいたまえ」

杏子「実際アンタに乗ったらすぐに潰れちまいそーだけどね」

ステイル「……それはそれ、これはこれだろう」

杏子「そりゃそーか、あっはっは!」

 腹を抱えてげらげら笑う杏子。
 そんな彼女をとろんとした目で見やりながら、彼はさらにもう一言加えることにした。

ステイル「勉強の方も心配する必要は無いさ」

杏子「へ?」

ステイル「子供は学校に通うべき、ということさ」

 小学校を中退したステイルが、どこか自慢げに胸を張って言った。

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