過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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924:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/04(日) 04:09:38.30 ID:TlrnBPj2o

げつようび。

 イギリス清教所属の魔術師、ステイル=マグヌスの朝は早い……はずなのだが。

杏子「ねぇねぇ、ホントにこれ毎日着なきゃなんないの?」

神裂「もちろんです。それが規則ですからね」

杏子「うへぇ……魔法使って一瞬で服装戻したり出来たら良いんだけどなぁ」

神裂「そうやって憂鬱な気分に浸るのも子供の仕事です。私には出来なかったことですから」

 和気藹々とした雰囲気の下に発せられている少女(?)らの声を目覚まし代わりにして、ステイルは眠りから覚めた。
 目を閉じれば再び意識を手放してしまいそうな、ほどよい温もりから逃れるように布団から這い出る。

ステイル「……」

 そしてすぐ隣で立ったままの神裂を見て、次に同じく立ったままの杏子を見た。
 ここはステイルのアパートで、仕方なく神裂と部屋を共にしているのだから彼女がいてもおかしくはない。
 隣の部屋に住んでいる杏子が飯をたかりにこちらの部屋にやってきた、というのもまぁ想像はつく。
 しかし彼女の『格好』が、ステイルには理解できない。彼は寝ぼけていた。

ステイル「朝からコスプレかい?」

杏子「テメェが言ったことだろ、バーカ」

ステイル「……ああ、そういうことか」

 杏子の冷めた視線を浴びて、ようやく脳がまともに働き始める。
 それから何事も無かったかのように立ち上がり、顎に手を当てて上から下に杏子の姿をじろじろと眺めた。

神裂「目つきがやらしいですよステイル」

ステイル「黙れバカ。しかしなるほど」

杏子「な、なんだよ。そんなに変に見える?」

ステイル「いや、似合っていると思うよ。馬鹿にも衣装ってのはまさにこのこだぐふぉっ!?」 バキィッ!

杏子「それを言うなら孫にも衣装だこのバカ神父!」

神裂「……馬子にも衣装、ですよ」

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