過去ログ - ほむら「あなたは何?」 ステイル「見滝原中学の二年生、ステイル=マグヌスだよ」
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926:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/04(日) 04:10:48.87 ID:TlrnBPj2o

ステイル(これ以上踏み込まれるのも厄介だな……助け舟を出すべきか)

 想像通り、二人はクラスメイトの皆からあれこれ質問されてあたふたするばかりだ。
 さやか達を信頼していないわけではないが、不用意に魔術や魔法少女のことを喋られれば仕事が増えてしまう。
 ただでさえワルプルギスの夜対策のために夜中あちこちを駆け回っている彼としては、それは非情によろしくない。

まどか「大変だね、さやかちゃん」

ステイル「……ずいぶんと余裕だね。あのほむらでさえ心配しているというのに」

 視界の隅でさやか達を『チラッ』『チラッ』と窺っているほむらを指差しながら言う。
 そんな少し間抜けなほむらの姿を驚いたのか、まどかが目を丸くした。

まどか「ほむらちゃん、かわいい……」

ステイル「そこかよッ!」

まどか「分かってるって。もうすぐ終わるから大丈夫だよ」

 その時だ、さやか達を囲んだクラスメイトに動きが見られた。

クラスメイトB「助けに行った白馬の王子様か、愛のために身分を捨てた王子様か……どっちだろうな!」

さやか「だからそんなんじゃないっつーの!」

クラスメイトA「で、中沢はどっちだと思う?」

中沢「えぇ!? ど、どっちでもいいんじゃないかな?」

 どっと笑い声が沸きあがり、それでこの話はおしまいと言わんばかりに皆自分の席に戻っていく。
 妙に統制の取れた、あるいは息の合った動きに思わず目を見張るステイル。

まどか「今日はちょっと遅かったね」

 今の現象についてまどかに質問しようとするが、それよりも早く担任である早乙女が教室に入って来た。
 ただ単に教師が訪れたから話を終わらせたのだろうか……?

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