過去ログ - 一夏「ヒステリアモード?」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州)
2011/07/28(木) 00:23:52.33 ID:1vhob3bAO
 「撃てるもんならな」

 「そんなことはしませんわ」

 『スターライトmkV』にかわって呼び出したのは近接用ショートブレードの『インターセプター』。それを逆手に持ち、前傾姿勢を取ってブースターを背後へ向ける。
 誰がどう見ても玉砕覚悟の特攻姿勢であり、一夏自身も彼女の限界を感じていた。そう感じさせることこそ彼女の策だと気づかずに。

 「さあ踊りなさい。このセシリア・オルコットと、ブルー・ティアーズの奏でる円舞曲(ワルツ)で!」

 瞬間、人間の認識を越える速度でセシリアの背後から飛び出してきた『ブルー・ティアーズ』が、一夏に向けレーザー射撃をお見舞いした。
 『ブルー・ティアーズ』の思考制御に集中し、白熱するセシリアの視界。
 瞬間的に視力を失ったセシリアが次に見た光景は―――

 「銃弾斬り(スプリット)――初めてだが、意外となんとかなるもんだ」

 一次試行(ファーストシフト)を終えた白式の近接ブレード・雪片弐型を握った一夏が、セシリアの放ったレーザーを切り裂いた姿だった。


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