43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 16:17:44.70 ID:DNOa7QlF0
QB「(やりすぎたか。もうすでに絶望しきっている。これでは役に立たないな)」
QB「(『彼女』を追いこむには、また別の手段を考えなければならないみたいだね)」
膝から崩れ落ち、声も出さずに泣くさやかを置いて、キュゥべえはどこかへ消えてしまった。
そしてそんな様子を遠くからバビル2世が観察していた。
バビル「契約せざるを得ない状況を、宇宙人自らつくりだしているのか」
バビル「この調子だと魔女になるような状況もヤツらが作っていると思っていいな」
バビル「ふむ、これでヤツらの言葉も動きも、まるで欺瞞だらけだということが分かった…………」
さやかは目の前が真っ暗になったような気持ちで、しばらくその場から動くことができなかった。
ひとしきり涙を流した後、背後に人の気配があるのを感じて、さやかは顔を上げる。
???「あんた、さっきキュゥべえと話してたろ」
さや「えっ、キュゥべえって……じゃあ、もしかして……」
???「そういうことさ。あたしは佐倉杏子ってんだ。よろしくな、魔法少女見習いさん?」
さや「ごめん……今人と話す気分じゃないから……」
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