6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2011/07/28(木) 15:46:53.08 ID:DNOa7QlF0
バビル「幻術か? しかしそれにしてははっきりとしている……それに、ここは悪意や憎悪に満ちている……」
バビル「とりあえず先へ進んでみよう……」
バビル2世は注意深く異空間の奥へと歩みを進めていく。広い場所に出るとそこにはうごめく異形の姿があった。
バビル「バラの化け物か?……っと、あぶない。敵意はむき出しのようだな」
長く伸ばしたツタのようなもので打ち据えられそうになるが、持ち前の反射神経で軽々これをかわす。
バビル「これを倒さんことにはここから出られそうにないな……えいっ!」
バビル「殴ったぐらいじゃ堪えんか……仕方がない、エネルギー衝撃波を浴びてもらうぞ」
襲い来るツタを手刀で切って落とし、時には交わし、隙を狙って異形の懐に飛び込む。
異形に組み付いたままのバビル2世の体が強烈な光を放つ。
エネルギー衝撃波。バビル2世の持つエネルギーを直接相手に流し込む最大最強の攻撃手段である。
異形は苦しむように暴れまわり、終いにはもんどり打った。
バビル「挨拶程度に食らわしてやったが、さすがにこれには参るようだな。しかしなかなか骨が折れるぞ」
バビル「えらく丈夫だ。こちらが参るのが先か、あちらが参るのが先か……むっ、空間が元に戻っていく」
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