過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/08/08(月) 18:50:07.81 ID:/Y0I2UTx0
第7学区

エツァリ「いきますよ」

エツァリは『ウサギの骨』を素材とした、閃光の弾丸を放った。

神裂「ふん」

神裂は、それを横に2歩動いただけで避ける。めげずにエツァリは続けて3発、閃光の弾丸を放つ。

神裂「そんなものいくらやっても当たりませんよ」

神裂はそれらをすべて冷静に避け、エツァリの後方に回り込んでいた。
容赦ない神裂の一閃が放たれるが――

ガキィン!とその一閃はあっさり受け止められた。

神裂「そのナイフ、案外丈夫なのですね」

エツァリ「これは『トラウィスカルパンテクウトリの槍』と言いましてね。
効果は……まあ、貴方自身で体験して確かめてください」

槍の切っ先が神裂に向けられる。

神裂(これは!)

直感的に横へ数歩ずれる。すると切っ先が向けられた、神裂の遥か後方にあった車が抉られた。

神裂「なかなか危険なものを持っていますね。トリックは、簡単に言えば
   金星の光を反射させ、槍に変貌させ見えない光線として放つ。
   それが直撃したものは抉られる。そんなところでしょうか」

エツァリ「さすがの洞察力ですね。科学には疎くても、魔術には詳しいご様子だ。
     正確には、抉るのではなく『分解』しているんですけどね」

神裂「成程。ではガードでは駄目ですね。まあそれなら避ければ良いだけですが」

エツァリ「そうですね。それにしてもムカつきますね」

エツァリのスーツの懐から、巻き物状の『原典』(オリジン)が広がり、伸びた。
その巻き物の表面は、粉末の嵐となり神裂を襲う。

神裂「その程度で本気なのですか?」

とは言え、これだけ広い範囲かつ強力な攻撃だと、避ける事は出来ない。
しかし、刀を使えば余裕で防げる。と神裂は思っていた。

だが神裂は刀を抜いた瞬間、その刀は自身の意志とは関係なしに、首元へ向かった。



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