過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/07/28(木) 21:42:00.63 ID:qsadPkX80
上条の通う高校 屋上

土御門「カミやん。落ち着いて聞いてくれ」

上条「な、なんだ」

土御門「今日、イギリス清教率いる魔術サイドが、学園都市に攻めてきた」

上条は土御門の言っている意味が分からなかった。

上条「は?」

土御門「だから今日、イギリス清教率いる魔術サイドが、学園都市に攻めてきたんだって」

上条「聞こえなかった訳じゃねぇよ!」

上条「なんで、だって、おかしくないか?第3次世界大戦では
   学園都市とイギリス清教は協力したんじゃないのかよ!」

土御門「まあ落ち着け。確かにそうだが、あの大戦以降、科学サイド>魔術サイド
    というパワーバランスになった」

土御門「だが学園都市は先日のクーデターで弱ってしまった。魔術サイド>科学サイドにしたい
    イギリス清教にとっては、今が攻め時って訳だ」

上条「理屈は分かった。けどよ、別に学園都市はイギリス清教と敵対関係では無いはずだし
   このままどちらも何もしなければ、世界は平和のままのはずだろ?
   どうしてわざわざ攻め込んでくるんだよ!?」

土御門「人間ってのは、自分が他者より優れていると、こいつよりはマシだと
    どこかで少しでも優越感に浸っていないと、生きていけないものさ」
    優劣を逆転したいんだよ。平和とか、そんなの関係なくな」

上条「ふざけんな!」

土御門「……」

上条「そんな程度の理由で、これから学園都市は攻められて
   俺の大切な人達が傷つけられていくのかよ!そんなこと、俺が絶対にさせねぇ!」

上条「いいぜ、イギリス清教。テメェらが立場を逆転するためだけに
   人を傷つけて、何も感じないと言うのなら――」

上条「――そんなふざけた幻想は、欠片も残さずぶち壊してやる!」

土御門「カミやん、カッコつけているとこ悪いが、既に学園都市とイギリス清教の戦いは
    始まっているぞ」

上条「なんだって!?」

土御門「空を見てみろ」

上条は空を見上げた。
そこには学園都市の戦闘機が何十機も飛んでいる光景があった。

土御門「まだ本格的に戦いが始まった訳じゃないが、水面下では戦いは確実に進行しているし
    これからさらに加速するだろう」

土御門「カミやん。念のためインデックスのもとに急ぐんだ」

上条「そうだ、インデックス!」

言うが早いか、上条はインデックスのもとへ走りだした。

土御門「さて、俺も動くとするか」



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