過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[saga]
2011/08/15(月) 01:18:18.26 ID:itpxcIft0
強制的に病院にテレポートされた一方通行は
窓から戦闘の様子を見ながら愚痴を零していた。
一方通行「あれが作戦!?結標が気を引いている間に、ドチビがビルを崩して
その瓦礫をオリジナルが撃ちまくる。あンなの無駄だ。天使には効きやしねェ」
滝壺「大丈夫だよ。私の補助もある」
一方通行「この病院から、4人に補助とは褒めてやりてェが
そンな付け焼刃じゃあどうにもならねェ。根本的に次元が違ェ」
滝壺「違うよ。私が補助しているのは、あくまでむぎのだけ」
一方通行「どっちにしろ関係ねェ。そうだ。つーかその4位の糞ババアはどこ行きやがった?」
冥土帰し「落ち着こうか一方通行。君は少し、人を信じると言う事を覚えた方が良い。
それに君は休んだ方が良いね?」
一方通行「今戦いを見ているだけのこの状況で、充分休ンでいる事になる。
今妹達は合計で30人ほど。チョーカーのバッテリーを満タンまで充電したところで
使える能力はせいぜいレベル2程度」
一方通行「だが天使化、神化にはチョーカーの代理演算は関係ねェ。だからこうやって
休ンでいるだけでも意味はある。いざという時に助けにも行けるしなァ」
冥土帰し「その必要は無いと思うけどね?」
一方通行「どう見てもその必要しかねェだろうが」
冥土帰し「確かに、彼女達1人1人の力は、君に比べたらちっぽけなものだ。
でもね、今の彼女たちは個人で戦っているんじゃない。チームで戦っているんだ」
冥土帰し「それは2人だから2倍、4人だから4倍とか、そんな単純ではなくて
絆が深ければ、その力は何十倍、何百倍にもなる」
一方通行「仮にそうだとしても、さっきも言ったように次元が違ェ。
何百倍じゃあ、どの道話にならねェ」
冥土帰し「じゃあ実際の戦いを見てみるんだね?」
一方通行は言われた通り、再び窓から戦闘の様子を眺める。
相変わらず、ダメージは碌に与えていないように見えるが……
冥土帰し「確かに、ダメージは限りなく0に近いかもしれない。
例えるなら、HP10万の敵に、1ずつしかダメージを与えていないような
そんなものかもしれない」
冥土帰し「けどそれは、逆に言えば10万回攻撃すれば倒せると言う事だね?
つまり、やられなければ必ず勝利は見えてくる」
確かに理論的にはそれは可能だ。しかし現実的に重大な問題がある。
一方通行「このままだと、体力削り切る前にバテるに決まってンだろ。
現に、戦っている3人はもうバテているように見えるが?」
冥土帰し「でも凄くないかい?彼女達1人1人なら、とっくにやられていたと思うよ?
それをここまで粘るなんて。それに僕には、まだまだ行けるように見えるけどね?
特に結標君はね」
一方通行「……」
冥土帰し「絆の力に関して、さっきは何百倍にもなる。という表現で止めたけど
僕は何千倍、何億倍、いや無限大になると信じているよ」
一方通行「……あいつらに、絆があるとは思えねェ。それどころか因縁があるくらいだろ」
冥土帰し「この学園都市の危機の前に一致団結したのさ」
一方通行「一体あいつらに何を吹き込ンだ?」
冥土帰し「それはね――」
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