過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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326:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 03:03:40.17 ID:iNh2rC4q0
オッレルス「がっ!」

拳が直撃したのはオッレルスだけだった。
初めから来ると分かっていてクロスカウンターをかましたオティヌスと
咄嗟の機転で攻撃に回ったオッレルスの差がこれだった。

しかも引力の効果はまだ続いている。
それはつまり、普通なら拳を受けぶっ飛ばされるはずが、まだそこに留まっていると言う事。
即ち、オティヌスがオッレルスを殴り放題だと言う事――!

オティヌス「タコ殴りじゃー!」

オティヌスの追撃の拳が放たれる。しかし、オッレルスはそれをいとも容易く右手で掴んだ。
と同時にオティヌスは気付いた。
殴り放題という至近距離は、オッレルスの手も届くと言う事。
オッレルスは左手をオティヌスの体に添える。

オティヌス「やべ、斥りょ」

オッレルス「遅い」

オッレルスの左手から、超至近距離で『説明できない力』が放たれた。
そのあまりの威力に、オティヌスは一瞬で数十m先の壁に激突した。
もう後退は出来ない。そこへオッレルスが右手を出しているのが見えた。座標攻撃が来る。

オティヌス(どうする――!)

オティヌスは何となく分かっていた。
座標攻撃が自分の居る座標に叩きこまれるのは当然、上にジャンプしようが
左右に移動しようが、敢えて前方に飛び込もうが、その全ての座標に
攻撃がセットされているだろうと。

だからオティヌスは、微妙に斥力を放ちながらジャンプした。
結果、本当にオティヌスの上にセットされていた『説明できない力』は弾かれた。



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