過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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368:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/06(火) 04:32:59.32 ID:iNh2rC4q0
時間は午後8時。ベッドが6つある部屋に『アイテム』と半蔵と郭がいた。
フレメアはレベル0の少女だった為、核シェルター級の避難所へ移送された。

半蔵「なあ浜面。さっきの話マジなのかなあ」

病室の窓に寄りかかりながら、半蔵は同じく寄りかかっている浜面に尋ねる。

浜面「嘘をつく理由がない。それに見たろ?あの赤い天使を」

半蔵「俺さ、怖いんだよ。俺だってレベル0なのに、明日化け物と戦う事が……
   そりゃ空気に流された俺も悪いけどさ……やっぱり怖ぇよ……」

言いながら半蔵は泣き始めた。よっぽど怖いらしい。

半蔵「浜面、お前はさ、怖く……ないのかよ……」

浜面「怖えよ。めちゃくちゃ。俺だって泣きだしたいぐらいだ」

けど、と浜面は続けて

浜面「守りたいモノがある。守らなきゃならないモノがある。
   だからさ、怖がっている暇なんてないんだよ」

半蔵「何だってんだよ……何でお前は……そんなに強いんだよ……」

浜面「強くなんかねぇ。ただの意地だ。お前にだってあるだろ?守りたいモノ」

半蔵(守りたいモノ……)

半蔵は病室を見まわし

半蔵(……郭……か?)

その時、狸寝入りを決めていた郭は心の中で

郭(もしかして半蔵様、今私の事思ってくれている?)

思わずテンションが上がっていた。



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