過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[saga]
2011/09/06(火) 04:32:59.32 ID:iNh2rC4q0
時間は午後8時。ベッドが6つある部屋に『アイテム』と半蔵と郭がいた。
フレメアはレベル0の少女だった為、核シェルター級の避難所へ移送された。
半蔵「なあ浜面。さっきの話マジなのかなあ」
病室の窓に寄りかかりながら、半蔵は同じく寄りかかっている浜面に尋ねる。
浜面「嘘をつく理由がない。それに見たろ?あの赤い天使を」
半蔵「俺さ、怖いんだよ。俺だってレベル0なのに、明日化け物と戦う事が……
そりゃ空気に流された俺も悪いけどさ……やっぱり怖ぇよ……」
言いながら半蔵は泣き始めた。よっぽど怖いらしい。
半蔵「浜面、お前はさ、怖く……ないのかよ……」
浜面「怖えよ。めちゃくちゃ。俺だって泣きだしたいぐらいだ」
けど、と浜面は続けて
浜面「守りたいモノがある。守らなきゃならないモノがある。
だからさ、怖がっている暇なんてないんだよ」
半蔵「何だってんだよ……何でお前は……そんなに強いんだよ……」
浜面「強くなんかねぇ。ただの意地だ。お前にだってあるだろ?守りたいモノ」
半蔵(守りたいモノ……)
半蔵は病室を見まわし
半蔵(……郭……か?)
その時、狸寝入りを決めていた郭は心の中で
郭(もしかして半蔵様、今私の事思ってくれている?)
思わずテンションが上がっていた。
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