過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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418:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/12(月) 15:56:35.53 ID:Ih+JMOPW0
AM 9:30

病院から見て南5kmの周辺は、大きさ3mほど、形は人型で深緑色の
『神の神秘』(ラジエル)によって、樹海にされていた。病院前にはいなかった天使だ。
そんなラジエルと交戦しているのはヴェントだった。
学園都市、というより日本時刻では朝のはずだったが、樹海のせいで薄暗かった。

ヴェント(……やっぱり、1対1はきついわね……いずれ体力が尽きてやられるのはこっち……)

などと考えている内に、地面から大量の蔦が生え、襲い掛かる。

ヴェント「ちぃ!」

ヴェントは飛び、ハンマーを振るった。
それだけで巨大な竜巻が発生し、大量の蔦と樹海の一部を吹き飛ばした。
そこへ、休ませまいとラジエルは大量の葉を回転させて、チャクラムの如く放つ。

ヴェント「はっ!」

空中でハンマーを振るった。風の刃が大量に生み出され葉のチャクラムとぶつかった。
結果は相殺。反撃とばかりに、ヴェントはもう一度ハンマーを振るう。
巨大な竜巻が生み出され、ラジエルを飲み込まんとするが
ラジエルが地面から生み出した蔓――と言っても樹齢1000年の木の幹の太さほどある
蔓とは言い難い蔓を壁のようにし、竜巻を迎え撃った。
結果、竜巻は蔓の壁をいくらか削ったが、ラジエル本体を捉える事は無かった。
そんな攻防をしているうちに、削られた樹海は復活していた。

ヴェント(このままじゃジリ貧……お願い……誰か早く来て……)

ヴェントがそんな事を願ったその時、突如樹海が燃えだした。

ヴェント(来た!)

これはフィアンマの出した炎じゃない。となるとこれはルーンの魔術師が出したものだ。
と一瞬で判断したヴェントは、樹海の燃焼に巻き込まれないように、飛んだ。
そして空中でハンマーを振るい、竜巻を発生させた。
それはラジエルを狙ったものではない。燃え盛る樹海を狙ったものだ。
それが意味する事は竜巻と炎の合体。そして鉄の沸点をも超える超高温の炎の竜巻は
そのままラジエルに向かい襲い掛かる!

ラジエル「frshdstwbyfh!」

さすがのラジエルも危険を感じ、蔓でガードするのではなく、超高速で後退した。
その判断は天使にとっては間違いであり、ステイル達にとっては狙い通りだった。

ステイル「イノケンティウス!」

ラジエルが後退した先には、ステイルが呼び出したイノケンティウスが待ち構えていて
十字架を振りおろしていた。高速で後退していたラジエルは、それが分かったころには
既に十字架に潰されていた。



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