過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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457:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/12(月) 17:07:11.26 ID:Ih+JMOPW0
土御門「なんて戦いだ……!」

思わず感想を漏らしてしまう土御門。
しかしこれ以上やると、上条は本当に死んでしまうのではないかと心配になる。
だからと言って、自分には何も出来ない。土御門は己の無力さを噛み締める。

そんな土御門の心情をアレイスターは読みとったのか、こんな事を言った。

アレイスター「残念ながら、もうそろそろ決着だ。まあそれも悪くないかな」

意味不明だった。上条が死んだら悪くない訳がない。
何が言いたいんだ、と疑問に思った土御門であったが、そこで冷静になって考えてみた。
そして1つの可能性。

土御門「アレイスター、お前、まさか――!」

アレイスター「当然だろう。寧ろ今まで気付かなかったのかい?」

と、その時だった。
翡翠色の光線がアレイスターを狙って、窓のないビルを一直線に貫いた。
アレイスターはと言うと、3歩後退しただけで光線を避けていた。
そして地面を蹴り、宙を舞う。直後、上条が窓のないビルから一気に上昇し、アレイスターへ肉迫する。

上条「シネェェェエエエ!」

左の『竜王の鉤爪』を、アレイスターはその身を低く縮めることによって回避。
続いて右の『竜王の鉤爪』が顔面を引き裂かんと襲い掛かるが、左手であっさりと弾く。
隙だらけの上条に、アレイスターは右拳を固く握り締めて、獰猛に笑ってこう言った。

アレイスター「歯をくいしばれよ『神浄』。私の究極の一撃は、少しばかり響くからね」

直後、ドガァ!とアレイスターの右拳が上条の腹部に深く突き刺さった。
その一撃で、上条は強かに地面に叩きつけられ、動かなくなった。



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