過去ログ - アレイスター「さあ、最後の晩餐(ショータイム)だ」
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467:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)[saga]
2011/09/12(月) 17:26:09.89 ID:Ih+JMOPW0
五和「はぁ……はぁ……」

息を切らした五和が、立っていた。

五和「何……やってるんですか……?」

上条「何って……飛び降りようとしているだけだけど」

五和「ふざけないでください!何でそんな事を――」

上条「――うるせぇんだよ!外野は黙っとけ!」

そのあまりの気迫に、五和ビクッ!と震えてしまった。

上条「お前に何が分かる!大切な人に忘れられた気持ちが分かるのか!」

鬼気迫る上条に、しかし五和も怯まずに言う。

五和「分かりますよ!私だって!
   私だってこの戦いで女教皇と建宮さんをはじめとする仲間を失ったんですから!」

上条「そう言うレベルじゃねぇんだよ!俺は世界で1番大切な人から忘れられたんだ!
   しかも、その原因は俺のせいなんだよ!この辛さがお前なんかに分かって――」

五和「――分かります!!!」

今度は逆に、五和の気迫に上条が押される。

五和「確かに!女教皇と仲間の皆は敵にやられました!けれど!建宮さんを殺したのは私です!
   私の手で仲間を殺してしまったんです!その直後は、私も死にたいと思っていました……」

けれど!と五和は続けて

五和「仲間の1人が励ましてくれたんです!『あなたが死んで誰が喜ぶの!?』って!
   『建宮さんの事を本当に思うなら、死ぬんじゃなくて、上条さんを守り切ると言う
   建宮さんの遺志を引き継いで生き続けるべき』って!」

五和「世界はあなたとインデックスさんだけで構成されている訳ではありません!
   あなたが死んで、悲しむ人はまだ大勢います!それでも、自殺すると言うのなら――」

五和「そんなふざけた幻想(かんがえ)は、私がぶち殺します!」



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