過去ログ - ほむら「……『ミラクルワールド』?」
1- 20
47:[saga]
2011/08/10(水) 10:45:18.96 ID:3IVOJoOY0

―――ほむらがさやか達と『再会』し
―――『魔法少女ほむら☆ゾルダ』として『新生』してより
―――数時間後

ほむら「…………」

ほむらは一人、家路を目指して夕焼けに燃える見滝原を歩いていた。
その手の中には、例の『ゾルダ』のデッキが握られている。

歩きつつ、デッキを見つつ、ほむらは、マミの家にて聞かされた、
この世界軸における『魔法少女』の『在り方』について、頭の中で何度も反芻する。

マミ『この見滝原には、戦士「オーディン」に選ばれた「13人」の「魔法少女」がいるの』
マミ『「龍騎」、「ナイト」、「ライア」、「シザース」』
マミ『「ゾルダ」、「ガイ」、「インペラー」、「ベルデ」』
マミ『「タイガ」、「ファム」、「王蛇」……』
マミ『そして「リュウガ」と「アビス」』

マミ達の言っている内容が正しいならば、基本的にこの世界には見滝原にしか魔法少女は存在せず、
その数は最大でも13人と定められているらしい。故に魔法少女は、『13ガールズ』とも呼ばれる訳だ。

マミ『それぞれが、それぞれの「モンスター」、そして「オーディン」と契約し』
マミ『「ソウルデッキ」を受け取る事で、魔法少女に変身できる様になるの』

13人の魔法少女が持つ『ソウルデッキ』は、
それぞれの魔法少女の成した『契約』の証であり、純粋な意味での『変身アイテム』なのだ。
この世界の魔法少女は、ゾンビ化なんてしないし、魂がデッキに移されるなんて事も無い。
『ソウルデッキ』の“ソウル”は、あくまで魔法少女には魂にも等しいモノ、以上の意味を持たないのだ。

マミ『そしてココからが重要なのだけど』
マミ『本来、「魔法少女」は「オーディン」に選ばれた「資格者」が』
マミ『「オーディン」と話し合った上で「契約内容」に合意した場合になるものなの』
マミ『暁美さん…あなたは相当なイレギュラーらしいわね』

『契約』と言う言葉の意味も、この世界では大きく異なっている。
これまでも世界では、『悪魔の誘惑』以外の何物でも無かった、キュゥべえによる『契約』……
しかし、この世界では……

ほむら『「願い事」の「後払い」?』
マミ『ええ。「資格者」は「オーディン」との』
マミ『「契約」を「満了」した時にのみ、ただ一つだけ願い事をかなえてもらえるの』



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
63Res/57.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice