過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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122: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/04(木) 20:24:28.24 ID:r56TljZ8o

「一日アンチスキル部隊長……ねぇ……」

「よ、よろしくおねがいします……」

黄泉川愛穂は目の前の少女を見て、改めて嘆息した。
外部からアイドルを招き入れて何をさせるかと言うと、一日警察署長の様な事。

事前にこの事は知らされてはいたのだが、
実際に目の前の少女を見ると非常に面倒な事になりそうだと思う。

はっきり言って、大覇星祭でのアンチスキルの業務は普段の20割増しくらいに激務である。
何故かと言うと、いくら頑張ろうとも外部からの侵入が容易になってしまうからだ。
従って、毎年大覇星祭の裏側では何かしらの事件が起こっている。

去年は某研究所への諜報活動。

一昨年は某病院へのテロ活動。

これらだけではなく、もっと小さな事件や事故も多発していたのだが、
それらは全て秘密裏に処理されてきた。

外部に「この街は危険だ」と悟らせてはいけないから。
それを悟らせては、外部からの学園都市への編入が減ってしまうだろう。

だからこそ、久慈川りせのアンチスキル業務の参加も許可されたのだ。

「アイドルが警察の真似事出来る程度の安全度は有る」と思わせる為に。

「『りせちー』って言ったら、もっと元気な感じじゃなかったじゃん?
 テレビあんまり見ないからよく知らないけど」


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