過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
1- 20
360: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/22(月) 18:50:30.92 ID:s41Jc9Bko
・・・

垣根提督は第三学区にある高級ホテルの一室で嘆息した。

この学区では外交等、外部からの客を多く招く。

その為警備員関係の施設や、ホテルのランクは学園都市の中でも最高で、
学園都市の最先端技術を紹介する国際展示場が数多く並んでいる。

外部からお偉いさんを呼び寄せたり研究の成果を示す展示会を行ったりする為に、
自然とセキュリティも学園都市内でもトップクラスの物であり、
垣根が所属する暗部組織『スクール』でも隠れ家を1つ置いていた。

その隠れ家とは、今現在垣根がこもっているホテルの一室の事なのだが、
彼はそこにあるキングサイズのベッドに寝転びながら携帯電話をいじっている。

同室に居たスクールの所属と思われるドレスの少女は、
何度も何度も携帯を見返す垣根に対して訝しげな表情を浮かべ、

「どうしたの?携帯ばっかりいじって溜息なんてついちゃって。恋煩い?」

「ちげえよ、馬鹿かお前」

「じゃあ何よ。さっきから何度も携帯見たり見なかったり。
 好きな子からのメールを待ってる思春期の中高生にしか見えないんだけど」

「はっ。そんな楽しい青春を送って来たとでも思ってんのか?
 めでたい頭してんなあ、おい」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
855Res/840.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice