過去ログ - とある仮面の一方通行 そのに
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376: ◆DAbxBtgEsc[sage]
2011/08/24(水) 17:26:20.72 ID:VIc86ugYo
・・・

夕陽を雨雲が覆ったまま、太陽は沈んで行ったのだろう。
雨がポツポツと降る中で、辺り一面は暗闇に染まっていた。

とはいえ、ここは科学の街。

道を照らす為の街灯を設置するなど当たり前の事で、学園都市の中は人工の光で満ちていた。

ただ、基本的には学生しかおらず、夜になって出歩く人間は
そのまま夜遊びするんだぜと言ったごくごく少数派の人々しかいない為、
道がわかる程度の照明しか学園都市には設置されていない。

更には最終下校時間を過ぎると最後、バスや電車などの公共の乗り物は完全にストップする為、
それを過ぎて帰れなくなると言うのは下校時間を過ぎた一種の罰と言って差し支えないと言えよう。

そんな中を、一方通行と打ち止めは歩いて帰っている。

芳川桔梗と9982号に関しては、知らない。
そのうち帰って来るだろと言う事で放っておくことにした。

晩御飯をいつものファミレスで食べインデックスの働きぶりを見た後に、
丁度上がりの時間だったインデックスを家まで送り届けた帰りが今現在の一方通行達の状態である。

しかしまだ上条当麻は家に帰っていないらしく、
インデックスはプリプリと怒りながら帰る道中で買った食材を持って部屋へと帰って行った。

流石完全記憶能力の持ち主だけあって、教わった事は確実に覚えるようで
ダイソンの掃除機のごとく店員達から教わったことを吸引していった。

しかしそれはあくまでも記憶の話で、家事スキル自体は実践して身につけるしかないので
こうして部屋でも料理の練習をしていると言う訳だ。

そう言う訳なので少し部屋に上がって料理の味見をしていかないかとインデックスに誘われたのだが、
さっき飯食ったばっかだし雨が強まっても面倒だと言う事で断った。

しかし誘ってもらった手前それではインデックスがかわいそうなので、
今度味見しに来ると約束をしてから帰ったのだが。


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