474: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/08/29(月) 23:28:14.22 ID:oqJcByqvo
「それじゃークマと一方通行ンは一旦戻るクマ?」
「イヤ、ここであっちに戻る」
「「えっ」」
「考えても見ろ、あいつらが何処から入って来たのか」
「……高確率で奴らの研究所がありそうね」
「恐らく、罠なンだろォな。
だが、あいつは、あいつらは骨の髄まで消し飛ばしてやらなくちゃー気が済まねェ」
「……分かったクマ、それじゃあここで出口を出すけど、気をつけるクマよ?
敵は人を人とも思わない外道クマ!!」
「分かってる。餅は餅屋、蛇の道は蛇……ってなァ。
あァいうクソ共の相手は俺がすべきなンだよ」
落ちついた口調に聞こえるが、その表情を見ると今にも爆発しそうな時限爆弾、と表現したらいいだろうか、
これを敵に回した奴らの方に同情したくなる程に、一方通行はキレている。
布束とクマは南無南無と心の中で念じながら、
一方通行がクマの出したテレビの中に吸い込まれて行くのを見送ったのだった。
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