644: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/01(土) 07:04:12.94 ID:CDROJ70Ho
・・・
「……!」
「どうしたんですか、風香さん?」
光の翼に向かって移動中の時の事。
突如として山岸風香が立ち止まると、虚空を見上げた。
その行動に合わせるように、ある二つの地点から紫電と光線が空へと向かって舞う。
それを見た山岸やアイギス、天田乾やコロマルは顔を見合わせた。
「あれは……!」
あちこちで戦闘の気配を感じていた山岸であったが、
ここ一番の力を感じた為に思わず立ち止まってしまったのだ。
紫電が巡った方向では戦闘が終わったように感じられたが、
一方で光線の方はそれが交戦の合図のように感じられ、
実際に力を持ったシャドウがその方向から居ると山岸は判断した。
「強いシャドウです!先の光線が見えた方向に居ます!
恐らく……誰か戦っています!」
「「!」」
それはすなわち、自分達以外にも生存者がいると言う事だ。
だとしたら早く救出に向かわなければならない。
しかし、シャドウの気配が無いとは言え紫電が舞った方角にも誰かが居る可能性が高かった。
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