790: ◆DAbxBtgEsc[saga]
2011/10/25(火) 00:04:01.42 ID:6/gzPk47o
「やっぱ逃げるのはムカつく」
魔術使うと体力削られるからあまり使いたくは無いが、生来の負けず嫌いが災いした。
こればっかりはどうしようもないのだが、ヴェントがハンマーを振るうまさにその瞬間。
「オケアノス、マハブフーラだ!!」
背後から聞こえた、聞き覚えのある声が、目の前の異形共を駆逐した。
思わず振り返ると、やっぱり気にくわないツンツン頭の少年が拳銃を頭に突きつけていた。
「何?アンタ私を助けて恩でも売るつもり?」
「違うっつうの。お前風斬の下に行く気だろ?悪いが、邪魔させて貰うぜ」
「風斬?……ああ、あの似非天使か」
何の事だと一瞬思ったが、会話の内容と状況からして十中八九人工天使のことなのだろう。
その天使はビルをはさんだ先に翼だけ見えている。
本来そこは回り道をしなければ天使の居る通りにはでられないのだが、
ヴェントは文字通り真っすぐ進めば良いと考えているので、
天使までもう目と鼻の先と言っても差支えないだろう。
ここで上条の言う事など無視してさっさと向かっても良いのだが。
「ま、誘われてそれを断る程朴念仁でも無いけどネ」
シャドウに向けようとしていたハンマーを方向転換。
上条へと矛先を変え、ニヤリと笑う。
その笑みは上条に対して軽くトラウマを植え付けたものだが、上条はもう恐れない。
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