過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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571: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/01/28(土) 22:36:11.67 ID:jd3clNu6o
勇者「はは、言われなくてもな。どれ。」ガブ

勇者「・・・。」
勇者(うわ美味い。しっとりと吸いつくような感触。一口目の蜂蜜の直接的な甘さと風味は強い衝撃を受けるな。)
勇者(とても原始的な、だからこその直接的な美味さ、材料と調理方法が限られるからこその味と言えるか。)

勇者「・・・・・・。」

勇者(これは、久しぶりに納得出来る美味いものが作れたな。レパートリーに加えてもよさそうな・・・。)

青年「どうだい?おいしいのかな?」

勇者「・・・。問題はなさそうだ。食べてみてくれ。熱いから気を付けてな。」

青年「うわーい!じゃぁいただきまーす!ってあっちぃ!」
青年「き、きみよくこんなの持てるねぇ!やけどするかと思ったよ!」

勇者「それは慣れだな。料理していると熱にはなれる。」

妹「・・・・・・!うわあ・・・・・・なんだこれ・・・・・・。」

青年「あ!君は多腕族なんだね!うらやましい!」

勇者「口に合わなかったか?」
勇者(饅頭が浮いている。・・・見えない腕は熱を感じないのか。前戦ったときも痛みを感じていなかったようだしな。)

妹「いや、おいしすぎて・・・・・・。すごいなこれ。」

青年「うらやましいなぁ。僕も早く食べたいけど冷めるのを待つしかないかな・・・。」

孫「・・・うわ、うま・・・・・・。」

青年「・・・あーそっか。持てなければ別の物を使えばいいだけじゃぁないか。」
青年「・・・・・・君結構ずっこいねぇ。」

孫「え?い、いや、真似すればいいだけじゃないか。」

青年「そうするよー。」
どひゅぅ!

勇者「・・・お前はもう少し他人を思いやれないとな。」
勇者(あの子を抱えたまま走って行ってしまった。)

孫「え?」

妹「ほんとだよ。お前は他人の気持ちがわからないんだな。いきなり腰触ってきたり・・・。」

孫「ま、まだ根にもってるの?」

妹「当たり前だろー!二度とするなよ!」



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