過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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665: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/06(火) 17:38:02.64 ID:4JeG5lWQo
妹「違くて、あの子家族がいなくなっちゃった事理解したばっかりだからさ・・・。」

青年「親が死ぬなんて珍しくないけどね。僕の知り合いにも何人かいるよ。」

孫「・・・。」

妹「たしかにいつかは来る事だけどさ・・・あの子あんなに小さいのに・・・。」

勇者「心配するのはいいが、今は一緒に居ることは出来ない。とりあえず、忘れておけ。出足が鈍るぞ。」

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有翼族村跡地

孫「・・・・・・これを倒すのか?」

勇者「あぁ。さてと・・・炭は大量に持ってきたが、足りるかな。」

青年「ゼー・・・ゼー・・・。」

妹「だ、大丈夫か?」

青年「な、なぁーに・・・明日、は、これ以上走り回るんだからなんてことないさ・・・。」

孫「うん、周りに蜘蛛はいない。大丈夫だ。」

勇者「よし、情報伝達を防ぐために蜘蛛を見つけたら逃がすなよ。」

勇者「さて・・・あの大蜘蛛を引っ張ってきたとして、最短ルートは・・・。」

勇者「・・・。」
炭≪ガリガリガリガリガリ・・・≫

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勇者「俺が書いた所を少しずつ削って行ってくれ。俺は毒物を調達してくる。」

青年「いってらっしゃい。」

孫「一人で大丈夫か?」

勇者「ここの監視は必要だ。それに毒物は扱いが難しい。ウルシなど触れたらカブレるからな。一人でいいよ。」

妹「よーし!一撃で足持っていけるように練習だ!」

青年「待って、僕の背に乗ってからやってね。どのぐらい負荷がかかるか知っておきたいからさ。」

妹「わかった。よーし・・・」

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海沿い


ザザァァァ・・・ン
ザザァァァ・・・ン

勇者「・・・。」
勇者(これは・・・タバコか。かなりの量だ。たしかこれも殺虫剤として使われていたな。)
勇者(確か虫にとって興奮剤のような物だったか・・・?虫系の魔物に少量使用して暴れだしたとか・・・。)

勇者(興奮させるのは今回の作戦において重要だ。それだけ顧みずについてきてくれる可能性が高い。他の蜘蛛の話を聞かなくなる可能性もある。)
勇者(持っていこう。しかし問題のツタウルシだがどうやって持っていけば・・・ガントレットで掴んでその後よく洗うしかないか。)

勇者(あいつの腰が不安だ。湿布の材料も持っていこう。)



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