過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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731: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/08(木) 15:51:58.98 ID:qTWGXSDKo
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祭壇

青年「さて・・・僕から聞きたい事が少しあるんだけどいいかな?」

勇者「何だ?」

青年「あ、君じゃなくてさ。迷子ちゃん。」

迷子「な、なに?」

青年「・・・君と一緒に住んでた人達って、まだいるのかな?」

迷子「・・・・・・。」

青年「僕もね、君と同じく有翼族の血を引いてるんだ。だから君と頭の中でお話しも出来る。」
青年「僕はずっとお父さんとお母さんを探してる。装足族の村にはいなかったからきっと有翼族と一緒に居るんだと思うんだ。」

青年「君が住んでいた場所ってどこだろう?」

迷子「・・・・・・おっきな蜘蛛がいた所。」

青年「大蜘蛛が居た場所?」

迷子「うん・・・。あたしとおかあさんがね、ごはん探して帰ってきたらね、おっきな穴があいててね。」
迷子「みんないなくてね。グス。、おかあさんがのぞいてたらね、くもがふってきてぇ・・・」

青年「そっかそっか。ありがとう、話してくれて。もう大丈夫だよ。」

青年「頑張ったね。」
頭≪ナデナデ≫

迷子「グス、グス。」

勇者(たまたま大蜘蛛の住処の上に居ついていた、という事なのだろうか。)
勇者(だとするならば、数年間はその場所に住んでいたはず。蜘蛛が出る周期は数年越しなのか?)
勇者(そう仮定するなら、あいつの起床と同時に蜘蛛が発生しだすと考えられる。確証はないが。)

ズガン!ズガン!ズガン!

勇者「・・・おかえり。見つかったか。」

妹「ただいま。・・・・・・ちょっといいか?」
孫「・・・。」

勇者「・・・?なんだ?」

妹「こっちきて。」


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