過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2011/08/01(月) 19:11:04.38 ID:aUS1fi1no
女商人「・・・うーん。でも、あくまで神や魔王がやっているとしたら、っていう仮定ですよね。」
女僧侶「そうですね。私たちが全ての事象を把握しているわけではありませんからね。」
女魔法「・・・・・・でもそういう可能性があるかもって勇者に伝えておくね。」
タッタッタッタッ・・・・・・
女商人「魔法さんは勇者さまが好きなんでしょうか。」
女僧侶「あの子は、親が居ないですから・・・。勇者様に対して特別な感情を抱いても、仕方ないですね。」
女商人「うーん・・・。」
女僧侶「大丈夫ですよ。勇者様は、複数の女性と付き合う事を良しとする人ではありませんから。」
女商人「そうなんでしょうけど・・・。でも、ですね。魔法さんに限った話じゃないんですけど・・・。」
女僧侶「・・・。」
女商人「僧侶さんは、それでいいんですか?」
女僧侶「・・・・・・私は、もう結婚相手は決まっていますから。」
女商人「それで、いいんですか?」
女僧侶「私はもう、子供の頃に諦めてしまいました。」
女僧侶「だから、いいんです。」
女商人「何を、諦めたんですか?」
女僧侶「大人時代の自由を。」
女商人「・・・・・・悲しいですよ。」
女僧侶「いいんです、それで。」
女商人「・・・。」
女僧侶「・・・・・・しょうがないですね。」
女商人「?」
女僧侶「私にとってはですね。今は夏なんですよ。」
女商人「・・・。」
女僧侶「私は今楽しんでいます。でも夏が終われば、秋が来ます。」
女商人「・・・・・・。」
女僧侶「はしゃいでいい時期は、終わるんです。」
女商人「・・・・・・。」
女僧侶「ですから、身を引くのではなく、ただ居なくなるだけです。」
女僧侶「気にする必要は、ないのですよ。」
女商人「・・・・・・秋だって、楽しいですよ。はしゃいでいいはずです。」
女僧侶「そういうわけにもいかないのですよ。大人は、冬を乗り切るために働かなくてはいけません。」
女商人「・・・・・・。」
女僧侶「納得できませんか?」
女商人「・・・はい。」
女僧侶「・・・・・・ちょっと、やさしすぎますね。」
女商人「・・・ごめんなさい。」
女僧侶「謝らないで。悲しくなります。」
女商人「・・・・・・すいません。」
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