過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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868: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/03/21(水) 23:56:11.19 ID:razxNSqlo
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勇者「まだ船を待っているのだったな。」

1106「うん。」
1107「そう。」

勇者「これから先何か月かかるか分からないがひと達は俺の家に行く。一足先に国王に俺の家を使わせるように頼んでおいた。」

勇者「それでな、国には一人女の子がいるんだ。」

1106「女の子?」
1107「どんな子?」

勇者「長い金髪で、空を飛ぶ事が出来る子だ。ひと達より少し歳は上かな。」

1106「空を飛べるの?」
1107「私達と同じ金髪なの?」

勇者「あぁ。まだまだ先だけど、もし会ったら仲良くしてあげてくれ。あ、でも空を飛べるのは秘密だ。」

1106「分かったの。」
1107「仲良くするの。」

勇者「さて、2日開いたが、文字の勉強をしようか。」

両方「はーい。」

勇者「そうだな。最初に今日有った出来事を文章として書いてみてくれ。」

1106「今日有った」
1107「出来事?」

勇者「あぁ。もう発音と文字の関係が分かりかけているだろうからな。喋りながらでいいから文字にしてみよう。練習だ。」

両方「はーい。」

1106「えっと・・・きょう、は、りぼるばー、たいの、ひと、が・・・」
1107「うちころすぞ、って、けんか、しながら・・・」

1106「くろい、おじさん、が、あたまをひやせ、って、いいながら・・・」
1107「うみに、けって、おとして・・・」

勇者「・・・過激な生活を送ってるみたいだな。」

両方「出来た!見て見て!」

勇者「どれ・・・」

勇者「今日はリボルバー隊の人が長い髪のお姉ちゃんに付き合ってくれといってたらごめんなさいと言われて落ち込んでてもう一人の人が髪が短いお姉ちゃんにやだっていわれてて
   お前は胸しかみてないから振られるんだお前だって顔しか見てないんだからダメなんだといってからなんだとこの野郎撃ち殺すぞって喧嘩しながらあぁやってみろよ糞ボケがって言って
   髪が短いお姉ちゃんが部屋の前で喧嘩すんじゃないっていって追い出して面白そうだからついていったら黒いおじさんが頭を冷やせって言いながら海に蹴って落として
   銃が錆びたらどうすんだ糞ハゲって言われてて脳みそ錆びさせて少しは落ち着け阿呆共って言って居なくなってちくしょーに時間は整備だと言いながらこっちきて
   私たちの頭をなでながらようひと達お前ら海ん中はいんなよさみーさみーと言いながら宿屋にいきました」

勇者「・・・今日は文の繋ぎ方を教えよう。それと数字の書き方。」

1106「駄目だった?」
1107「おかしかった?」

勇者「これだと意味は通じるけど、読みにくい。でもこの書き方は仕方がないな。文字に触れる機会が少なすぎた所為だろう。」
勇者「今日は最低限の事を教えるから、兵士長や3人のお姉ちゃんに絵本をねだって読んでみるといい。そうしていれば自然と文章はキレイになる。」

勇者「さて、ひと達が書いたこの文章を読みやすくしてみよう。」

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