過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/22(木) 01:36:58.68 ID:7HUjMbRPo
女僧侶「で、でもこれだけあれば馬車だけでなくて大量の食糧も買えますね。大変助かります、商人さんが居ないとお金の事がどうにも回せそうになくて・・・。」
女戦士「いやー、ちょっと怪しいな・・・。」
女魔法「? なんで?こんなにあるのに・・・。」
女戦士「価値が高すぎる。これじゃ相手側がつりを出せない。」
勇者「・・・なるほど、今の村の状況を考えると、価値の高い金貨より、価値の低い銅貨を数を持っていた方が使いやすいのか。」
女戦士「そうだ。私は一時期別の国の貴族が集まるような所に居た事あるけど・・・そんな経験をしてた奴がたくさんいた。」
女戦士「使いにくい金よりかは現物持っていた方がもうかるかもしれないからな。売るのを渋られるかも。もしくは割高にとられるかもな。」
勇者「だが、金の価値が保たれているのはここが最後かもしれない。この大陸を進めば進むほど金の価値が薄まるはずだ。」
勇者「この砂漠を超えれば取りあえずは金の価値が戻るのだから、ため込んでおこうとする人たちはいるだろう。しかし馬などは超える事が出来ないから、置いていくしかない。」
勇者「そういった人達を狙って馬車を手に入れよう。出来れば馬の食糧の予備を積んでおいて・・・ここの食糧はあまり買いあさりたくないしな。」
女僧侶「な、なぜですか?」
勇者「食糧が不足しているからだ。俺たちが長期間分の食糧を買ってしまうと、さらに拍車がかかるだろう。避けたい。」
女戦士「へへっ。お前私たちが困るかもしれないってのに・・・。まぁいいけどさ。私もそれは賛成。」
女魔法「私は勇者が言うならそれでいい。」
女僧侶「では買う物をまとめておきましょう。商人さんなら、すぐまとめてくれるのですが・・・。」
勇者「仕方がない。何が必要か話し合おう。」
女戦士「馬は何頭買うんだ?」
勇者「俺たち4人を引くのだから・・・理想は2頭か。俺は併走できるから、最悪一頭でも・・・。」
女僧侶「馬は2頭ですね。それで・・・馬用の食糧となると乾草ですね。これは上に布を引けばベッドの代わりにもなりますしあってもいいですよね。」
女戦士「ただ虫がなー。結構わくんだよな蚤とかがさ。」
女魔法「・・・。」
勇者「あぁ、じゃぁタバコも買おうか。」
女戦士「タバコ?なんでだ?」
勇者「あの匂いを虫が嫌がる。タバコの木の枝などを近くに置いておけば大丈夫だろう。一緒に与えないよう注意は必要だが・・・。」
女僧侶「お金は少し残して後は実用的な何かに変えておいた方がいいかもしれませんね。物々交換の方が食料を得やすいかもしれません。」
勇者「・・・実用的な物・・・・・・。刃物などはどこでも使うものだが・・・。」
女魔法「かさばる。危ない。」
女戦士「そうだなー。消耗品がいいな。」
女僧侶「消耗品、ですか。そうなると・・・服ですね。」
女魔法「・・・。」
女戦士「・・・。」
女僧侶「な、なんですかその目は。私は真面目ですよ。」
勇者「確かにいい案だと思う。服に限定しなくとも布や針など・・・生活を続ける上では服は消耗してしまうからな。食料が不足している場所では変えられないだろうが・・・。」
女戦士「食料がちゃんとある場所なら変えてくれる可能性は高いな。うっしじゃぁ布と針と糸をちょっと積んでおくか。」
女魔法「・・・雨降ってきた時に馬を守るものが必要だと思う。」
勇者「そうだな。馬用の雨避けと・・・そうだ馬車を治すための修繕道具も持っておいた方がいいな。」
女戦士「そのあたりは基本道具だなー。手入れ用のブラシとかよ。」
勇者「あとは・・・武器の手入れもこの先満足に出来るか分からない。砥石などは数を持っておこう。」
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