過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/22(木) 02:12:20.47 ID:7HUjMbRPo
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夕方
勇者「よし、では行こう。角兎の巣はちょうど進む方向にある。」
女魔法「ん。」
女戦士「私は走ってく。鍛えなおさないと。」
女僧侶「だ、大丈夫ですか?」
女戦士「平気平気これくらい訓練時代に毎日やらされてた。ついでに剣も振る。」
勇者「俺も痕跡を追わなきゃいけないから、降りている。手綱握れるか?」
女僧侶「・・・乗馬ならやっていたのですが、馬車の御者は・・・」
女魔法「握ってるだけじゃないの?」
勇者「まぁ、基本は乗馬と一緒のようだ。俺も運転した事はない。」
女僧侶「わかりました・・・やってみます。」
女戦士「私もどっちかっていうと乗馬だったからなぁ。あいつ元気かなー。」
女魔法「馬持ってたの?」
女戦士「おう。私の家は一人一頭自分の持ってるんだ。世話とかも自分ですんの。」
女魔法「へぇ。」
勇者「では行こう。取りあえず目標は角兎の巣だ。」
馬車≪ガタン、ガラガラガラ・・・≫
――――――――――――――――――――――――
魔物「ギィイイ!」
勇者「フッ」
―――ヒュラン
ズバン!
魔物「ギイッ!」
女戦士「おりゃ!」
ズバァア!!
ドサッ!
勇者「・・・ふぅ。結構数が多かったな。」
女戦士「確かに角兎程度にしては強かったな。突進力が高いし小回り聞いてるし。ていうか勇者、いつの間に真空斬り使えるようになったんだ?」
勇者「・・・2日前だ。遠くに手数が2手必要な状況が出来てしまってな。その時に閃いた。」
女戦士「天才は違うねー。私なんて半年もかかったっていうのに・・・。」
勇者「巣を壊してしまおう。爆雷中」
ズガアアン!
女戦士「さて、と・・・皮はぐのは時間掛かるし角だけでも折っていくかぁ。」
勇者「角兎の角は飲み薬に使えるらしいな。」
女戦士「眉唾だけどな。胃薬にいいんだとさ。」
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