過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いを掛けたけど治った」
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◆SHpOT25On.
[saga]
2012/03/22(木) 03:35:50.80 ID:7HUjMbRPo
女僧侶「そういえば魔素っていう単語もありますし、実際には有るのでしょうか。」
女魔法「魔素という単語は魔力の最小単位の呼称であって物質である事を示す言葉じゃない。」
女戦士「わからん。わかりやすく言え。」
勇者「・・・そうだな、例えば、ここに石がある。」
勇者「これを、二つに割ったとする。さらに二つ。さらに、さらに。」
勇者「二つに割ることを繰り返していくと、いつかは限界が来るはず。もう、二つに分けれない、という状態に。」
勇者「その状態の事だ。物質と魔力は分けられて考えられているから魔素という呼称が出来た。」
女戦士「そんな事考えてどうするんだ?」
勇者「魔力が魔力たる大きさが有り、それを前提にした運用が出来る。まだまだ先の話のようだが・・・。」
勇者「考えてそれを解き明かそうとするのは人間のサガだと言えるな。まだまだ意味が出てくる話題じゃない。」
女僧侶「話がずれちゃいましたね。どうやってその魔力の壁を越えます?」
勇者「すごい密度だろうから、硬いし超えるのは容易ではないか・・・。」
女魔法「魔力を斬れるっていう戦士の剣でも斬れなかったし・・・。」
女戦士「私の退魔は研究者が言うには魔力回路を斬っちゃうんだと。普通は剣じゃ斬れないらしい。」
勇者「魔力回路を斬る・・・回復不能か。魔法も使えなくなる。」
女戦士「どっかの占い師は魂に傷をつける力だとか言ってた。魂とは魔力の源で傷をつけられたら大いなる星の魔力に還元されて〜とか。」
女僧侶「占い師ですか・・・。」
女戦士「怪しさ満点だった。どうするかな・・・あいつのその壁を超える方法なんて・・・。」
勇者「実は浅かっただけで魔力の壁は切れていたのかもしれないな。」
女戦士「・・・でも弐撃一献は私のお父様が考えた剣技で、かなり威力があるぞ。これより威力がある剣技なんて・・・。」
女魔法「無いなら考えるしかない。」
女戦士「無茶言ってくれるぜ。退魔の奥義は皆何年もかけて編み出してるんだぞ?そんなひょいひょい出るかよ。」
勇者「他にないのか?威力がある剣技は。」
女戦士「んー・・・そういえば威力を追求した技って一個もないな・・・。」
女僧侶「そうなんですか?12個もあるのですから一個くらい・・・」
女戦士「何でもかんでも斬れるものだから、どうやって当てるかに焦点置いてる剣技ばっかりなんだよな。もちろん鉄斬りとかは訓練しなきゃ出来ないんだけど・・・。」
女戦士「魔物は大概固い理由が魔法だからな。魔法を無効化できる能力のおかげであんまり苦を感じたこと無い。」
勇者「そうなのか・・・。」
勇者(俺が腹に居た時は無意識のうちに手加減でもしていたのだろうか。)
女僧侶「というか、魔法を無効化出来るのですか?」
女戦士「剣で切れればな。」
女魔法「初耳。」
女戦士「あれ?そうだっけ・・・。言ってなかったか。」
女戦士「詠唱が遅ければ備えれるから斬る事が出来るんだよな。矢系の魔法でもさ。あいつは詠唱早すぎるし困るな。」
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